めずらしく、コンサートのチケットを予約した。
生まれてから、何度かコンサートというものに行ったことがあるが、生まれて初めてコンサートのチケットの予約をした。
しかしコンサートなんて、かれこれ25年ほど行ってないような・・・・
そういえば、過去に訪れたコンサートも友人の付き合いで、友人が予約してくれたチケットだったり、学校でタダでもたった、チケットだったりで・・・・
今回自分が見たいと思って、自分の意思でチケットの予約した。
誰のコンサートかというと、2代目高橋竹山。
この人の津軽三味線が以前からずっと気になってた。
本当は初代高橋竹山を見たいのですが、お亡くなりになってお目にかかれるはずもない。
初代高橋竹山
で、二代目高橋竹山は現在も活発に日本中を演奏して回ってるので、この方の演奏なら、今見れる。
初代もすごいけど、二代目も素晴らしい。
初代はこってこて津軽三味線の世界観の演奏ですが、二代目はモダンな演奏をされます。
初代の弾くフレーズは、ねちっこく、陰鬱とした津軽の情景を思い起こさせるのですが、二代目の弾くフレーズは、シャキッとしていて、切れがあり、洗練された感じがします。
多くのミュージシャンとも共演されてることから、フレーズが音階的なところも多く聞かれます。
特に即興演奏がとてもすごくて、この即興演奏で自分はやられてしまいました。
ユーチュ-ブで多くの津軽三味線奏者の演奏を見たけど、ジャジャンって音を出して、その場の空気感を変えてしまうような、圧倒的な演奏をできる人ってそれほど多くなく、初代、と二代目高橋竹山はやっぱり別格だなぁ、って思った次第です。
他にスゴイ人もいるのでしょうけど。
自分は津軽三味線のことはよく知りませんが、そんな津軽三味線を知らない自分の扉を開けてもらえたのも、高橋竹山であって、ひさしぶりにわくわくする音楽に出会えました。
自分が行くコンサートは大きなホールのものだけど、そんな大きなホールで、一人の津軽三味線奏者が多くの聴衆を圧倒する光景を目の当たりにできるわけだから、今からとても楽しみです。
ユーチューブに初代と二代目のデュエットが見れます。
奥が深いなぁ、津軽三味線。
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