久しぶりにカシオのZR1000を持ち出した。
以前はよく使ったカメラだけども、ズームレバーの調子が悪くなってからずっと使ってなかった。
たまには触ってやらないといけない、って思って年末ということもあるし調子が悪いけども久しぶりに使ってみようっていう気になった。
と言っても高倍率ズーム機のZR1000はズームをバンバン使ってなんぼのカメラだと思ってる。
しばらく放置してる間にズームレバーの調子が良くなってたらいいのだけども、久しぶりに触ってもやっぱりズームレバーの調子が悪い。
このカメラにも何度か接点復活剤をレバーに噴霧しているけども、ズームレバーが復活することはなかった。
だめ元で昨日再び接点復活剤をレバーに噴霧してみたけども、やっぱりダメ。
そこで先日ネットで接点の不具合はLPガスを噴霧して不具合箇所を洗浄してやると接触不良が治るっていう情報を見つけた。
接触不良を起こしたカシオのZR1000を自分で治す簡単な直し方
基盤の洗浄でフロンガスを使うみたいだけども、その代替としてLPガスを使用してズームレバーの接点を洗浄しようってわけである。
フロンガスは色々と環境の問題もあり今では使えなくなってるようだ。
代替で使用するLPガスはガスライターに使用するものを使用する。
ドンキでガスライターに注入するガスボンベを399円で購入。
LPガスを噴霧するまえに安全を考えてカメラからバッテリーを抜いた。
そしてボディに帯電してる電気を抜いてしまうために一応はバッテリーを抜いた状態で電源をオンに。
とりあえずLPガスのガスボンベから直接ZR1000のズームレバーの隙間に数回LPガスを噴霧してみた。(赤く囲った部分)
LPガスの冷気で噴霧した箇所が白っぽくなって一瞬焦ったが、ティッシュで拭いてやると取れたのでほっとした。
LPガスを噴霧して壊れたら壊れたで仕方がない。
LPガスを噴霧した後、しばらくカメラを放置した。
数十分後にバッテリーを入れて電源オン!
とりあえず問題なく通電。
おそるおそるズームレバーを動かしてみる。
なんとスムーズに問題なくズームが動くではないか。
LPガスを噴霧する前は、望遠側にレバーを動かしたら一応はズームされるのだけども、更にズームしようとしたら広角側にレンズが動いてしまったりで真逆の動きをしたりしたのだけども、LPガス噴霧後はそのようなおかしな挙動がまったくなくなってしまった。
つまり治ってしまったのである。
いやいや、すごいですね。
カシオはすでにデジタルカメラ事業から撤退してしまってるし、ZR1000はすでにメーカーでの修理の受付は終了してる。
もしも修理業者に修理を依頼したら1万2千円以上は取られてしまう。
なんしかガスボンベの値段だけで激安でコスパの良い自家修理が可能ってわけだ。
接触不良になる原因
なんでもズームレバーをスムーズに動かすためのグリスが、長年使用してる間にズームレバーの端子の接点にまで流れてしまって通電を妨げてしまって、それが原因で不具合を起こすようですね。
接点復活剤でも本当は治るんだろうけども、接点復活剤は液体なのでその液体が不具合を起こしてる箇所にまで届きにくいようだ。
しかしLPガスの場合は噴霧したらすぐに気化してしまうことから隙間をぬって不具合の箇所にまで届くようです。
それで不具合箇所が洗浄されて復活ということらしい。
バッテリーの端子とかは綿棒に染み込ませた接点復活剤で拭いてやることができるけども、ボディの内部ともなると綿棒が入る余地がないわけです。
分解清掃っていうのが理想かもしれないけども分解清掃はハードルが高い。
自分の手持ちのカメラのいくつかに接触不良で挙動のおかしなカメラが何台かあるのだけども、そのカメラたちもLPガスで処置してみようかと思ってる。
そういや、フジの高倍率ズームのコンデジのズームレバーのおかしかった。
結構気に入ってたカメラだったけども、ズームレバーの接触不良で思うようにズームがコントロールできなくなってしまったので、このフジのコンデジもずっと使用してなかった。
LPガスで洗浄するやり方で治ったらまた頻繁に使用することになりそう。
自家修理は自己責任でお願いします!
そうそう、ズームレバーだけでなく、接触不良を起こしたカメラのダイヤル部分にも効果があるらしい。
そういやダイヤルのイカれたカメラがあったなぁ、って思いつつキヤノンG11も復活できるかな、なんて思ってます。
ちなみにこの手法を試みようと思ってる人は自己責任でやってくださいね。
もしもこれでカメラが壊れても私は一切知りません(笑)
それとガスを使用しますので火気のない風通りの良い安全な場所で!
2022年は復活の年ですね。
2021年は色々とモノが壊れたり失くなったりした。
体調不良で仕事も変わったし。
極め付きは新しい職場に移ってから567に感染してしまって入院っていうこともあったなぁ。
ほんと「なんで?」っていうくらい2021年はいろんな事があったし、これもなにかのメッセージかなって思ってる。
2022年はいろんな意味で復活できる年だと思ってる。
ここ数年、何やってもあかんかったし、ようやく運気が上がってきたかな。
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