久しぶりにペンタックスQ10にペンタックスQのレンズ「05 TOY LENS TELEPHOTO」を付けてスナップした。
以前は時々「05 TOY LENS TELEPHOTO」を装着して大阪の街に繰り出してスナップしたりしたのですが、最近はこのレンズ付けてスナップすることがなくなってしまった。
急に「05 TOY LENS TELEPHOTO」を思い出して、街にスナップしにでかけたくなった。
とりあえず自分の「05 TOY LENS TELEPHOTO」のスナップでの使い方や作例なども紹介していこうと思ってます。
作例と言ってもいつもの自分の写真ですが。
ペンタックスQのレンズ「05 TOY LENS TELEPHOTO」使い方と作例
「05 TOY LENS TELEPHOTO」はペンタックスQやQ10に装着すると100ミリ相当の望遠レンズになります。
スナップ写真っていうと広角レンズっていうイメージですがコンパクトデジタルカメラの豆センサーの利点を活かせば100ミリでサクサクとスナップできてしまいます。
「05 TOY LENS TELEPHOTO」はマニュアルフォーカスです。
普通は望遠レンズで瞬時にピントを合わすのは難しいです。
ペンタックスQシリーズにはピーキング機能をあるのでそれを使えば、ピント合わせもそれほど難しくありませんが、自分は「05 TOY LENS TELEPHOTO」でスナップするときはピーキングを使用しません。
置きピンで撮影します。
置きピンでの撮影は、シャッターを押す直前にピント合わせという動作がなくなるため、瞬時に撮りたいものを撮るにはとても良い撮影方法です。
「05 TOY LENS TELEPHOTO」使い方 撮影前に置きピンの準備
「05 TOY LENS TELEPHOTO」のスナップ時の使い方や置きピンについて説明します。
撮影前にだいたい3メートルから5メートル付近にピントを合わせておきます。
3メートルから5メートルっていうのはだいたい街でスナップする時の被写体との距離がそれくらいということからです。
あとはそれくらいの距離でピントを合わせておけば、あとはだいたい被写界深度に入ってしまうからです。
とりあえずここでは3メートルにしておきましょう。
目測でだいたいでいいので、身近な適当なもので3メートル付近にピントをあわせておきます。
その時の「05 TOY LENS TELEPHOTO」レンズのフォーカスリングの目盛りを覚えて起きましょう。
ピント位置を設定したら、あとはシャッターを切るだけです。
自分はプログラムモードに設定して露出補正はマイナス1段にして後は電源を入れたらすぐにシャッターを切るだけの状態に設定してます。
マニュアルフォーカスのレンズって、いちいちい一枚撮影するごとに自分でピントを合わせないといけないのですが、瞬時に撮影しないといけないスナップ写真においてピントを合わす時間ってありません。
そのため瞬時にシャッターを切るためにピントをある程度合わせておいていつでもシャッターチャンスの備えておくというのがマニュアルフォーカスのレンズでのスナップ撮影のやり方です。
置きピン撮影とはシャッターを切るときにはすでにピント合わせができてる状態なので、オートフォーカスのタイムラグはなくなるのでシャッターチャンスに強いです。
通常マイクロフォーサーズやaps-cなどのセンサーサイズのカメラに100ミリ相当の望遠レンズでの置きピン撮影というのは、望遠レンズゆえピントが合う範囲が狭くなるので、置きピンでの撮影がとてもむずかしくなるのですが、そこはペンタックスQの豆センサーの利点が活きて来ます。
カメラの特性でセンサーサイズが小さくなればなるほど背景がボケにくくなるということがあります。
背景がボケにくい、っていうことは被写界深度が深いのでピントが合う範囲が広くなるので、シビアにピントあわせしなくてもピントが合った写真になります。
ペンタクックQのセンサーは縦4.6ミリ 横6.2ミリの極小の1/2.3インチサイズの小さなセンサーです。
これだけ小さなセンサーだと絞りを開放にしたところで、マクロ撮影以外はほとんどパンフォーカスの写真になってしまいます。
広角レンズよりも望遠レンズのほうが背景はボケやすいのですがペンタックスQのセンサーが極小ゆえ、100ミリ相当の望遠レンズでもパンフォーカスで撮影できてしまいます。
その利点を利用すれば100ミリレンズでも容易に置きピン撮影ができてしまい、瞬時にスナップ撮影が可能になります。
「05 TOY LENS TELEPHOTO」はマニュアルフォーカスのレンズなので撮影前にピント位置を決めて目盛りさえ覚えておけば、撮影時にフォーカスレンズの目盛りを合わせるだけで、サクサクとスナップ写真が撮れますね。
マニュアルフォーカスのレンズだからスナップ写真を撮るのに不利ってわけでなく、置きピンを知っていればマニュアルレンズでもスナップ撮影は可能です。
まだオートフォーカスのレンズが存在しなかった時代は、みんな置きピンでスナップ写真を撮影してました。
特にライカを使用してるカメラマンの多くは置きピンのテクニックでスナップ撮影をしていたと思われます。
ライカ使いで有名なスナップ写真の巨匠も置きピンでスナップされてます。
置きピン撮影は完璧ではなく、時に主要な被写体にピントが合わなくてピンぼけ写真を撮ってしまうこともあります。
が、フィルムで撮影してるのであればフィルム代のこと考えてしまいますが、今の時代はデジタルカメラの時代ですし、フィルム代や現像代もかかりません。
たくさん撮って、たくさん失敗を繰り返して上手くなりましょう。
作例 神戸「05 TOY LENS TELEPHOTO」スナップ
さて、お待たせしました(笑)「05 TOY LENS TELEPHOTO」を使用した作例です。
私のくだらない撮影日記とかませてご覧ください(笑)
文章はおまけです。
作例と撮影日記
今日は神戸に撮影に。
使用したカメラはペンタクックスQ10。
「05 TOY LENS TELEPHOTO」の望遠のトイレンズを付けて撮った。
100ミリくらいの画角ってスナップで使用しやすい画角。
トレイレンズなのでオートフォーカスでなくてマニュアルフォーカス。
置きピンでひたすらシャッターを切る。
置きピンなのでオートフォーカスのタイムラグがないからサクサク撮れる。
けれどもペンタックスQ10は若干起動が遅くて電源を入れてからシャッターが切れるまで2秒くらいかかるので咄嗟の撮影には対応が遅いこともしばしば。
事前に予測してワンテンポ早い目に電源をオンにすることを意識した。
シャッターが切れるようになってからはサクサク撮れるのであれですが。
それとバッテリーの減りの早さも気になりましたね。
予備バッテリーも多めに持ってるので間に合うのですが、バッテリーの減りの早いカメラを使用してると撮影に集中できませんね。
結構たくさん撮る方なのでバッテリーの減りはやっぱり気になってしまう。
阪急の三ノ宮の駅がキレイになってましたね。
それと三ノ宮の駅界隈を歩いてたら以前あったラーメン屋さんとかがなくなっていた。
コロナの影響で店を閉めたんだと思う。
そこのラーメン屋さんってけっこういつも客入が良かったと記憶してるのだけども、流石に流行病が数年も続いてしまったらやっぱり経営が大変なようだ。
三ノ宮や北野あたりも店を閉めてるところも多く、テナント募集の張り紙をよく見た。
この流行病もいつまで続くんだろう。
飲食店や観光スポットの土産物屋なんか大打撃だと思う。
観光スポットのテナントなんて家賃も高いだろうし、2,3年と流行病が続くともたないだろうな。
ようやく落ち着きが出てきたなぁって思ってたら、また別の株の流行病が猛威を奮うし。
それでも神戸の街はけっこう人出も多くこの状態もいつまで続くのやら。
おそらくパンデミックになったらまた街から人が消えて行くと思うけども。
そうなったらそうなったで、自分にしてみたら街の風景写真なんか撮りやすくなるので不謹慎かもしれないけども自分的には歓迎である。
今日はいつになく家を早く出てきたけども、今はもう14時30分だ。
時間がすぎるのが早い。
まだまだ撮り足りないのでこれから新開地の方に向かうけども。
現在メリケンパークにいるけど、けっこう人が多い。
クルーズ船の待合所でこの記事を書いてるのだけど、自分が座ってる三人がけのベンチに知らない人が時折座ってくるのだけども、ほんとに嫌だ。
流行病を移されるのもいやなので、どっかよそに座れよって思う。
今のような時期に知らない人と同じベンチに自分だったら自ら座ろうって思わないけども。
今はベンチには20代くらいの輩がマスクを顎まで下げてアイスクリームを食べてるけども、よそで食べてほしいものだ。
ここの待合所は暖房がよく効いてるので他の人も一度座るとなかなか動かない。
夏はクーラーがよく効いてるので、自分が神戸に撮影に来た時の休憩スポットでもある。
一日寒い場所にいるのも辛いので、今日の神戸での撮影日記をここで書くことにしたのだけども。
それとここはピアノが置いてあって、誰でもそれを弾いてよいみたいで、ここに来るたびに誰かがピアノを弾いてる。
知らない人がおもむろにやって来てピアノを散々弾いて、満足したらサッサとその場を去って行く。
こういうシステムもええですね。
下手なやつが弾いてる時は最悪だけども、そこそこ弾ける人が弾いてる時は、それなりに楽しんでピアノの演奏を聞いてる。
神戸にも時々来るけども、いつ来ても歩く場所は決まっていて今日もそう。
頭の片隅にできるだけ今まで歩いたことがないところを歩こう、って思うのだけどもなんだかんだで以前歩いた場所をなぞって歩いてしまう。
まぁ、自分の場合はお散歩写真なので、それでもええのだけども。
まだまだ撮り足りないので今から新開地まで歩きますわ。
新開地でなんか食べてもええかもな。
新開地には王将もあるし、今日は寒いのでラーメンを食べたいって思ってる。
そうそう、午前中にハーブ園に行こうと思ってロープウェイに乗ろうと思ったのだけども、往復で1500円もするのでハーブ園はやめた。
ちょっと高すぎないかい?
歩いて行けるんだろうか?
まぁ、ええねんけども。
時間ももったいないので新開地に行こう。
ここで長居しても流行病の感染リスクが高くなるだけだ。
新開地の神戸アートビレッジでトイレ休憩。
最近は流行病もあってかあまり個展とかのDMが少ないように思う。
神戸アートビレッジに来るといつも展示のDMを物色するのだけども、なんだか寂しいな。
今回の流行病でレンタルギャラリーも商売あがったりだろうな。
閉めたところもけっこうあるんではないだろうか。
個展をする方も勇気がいるよな。
もしも自分の展示に来た人たちが流行病に感染したってなったらそれはそれで厄介だし、個展を自粛してるアーティストも多そう。
新開地で遅い昼食を王将で食べようとおもったけども、今日は寒いからか王将は混んでいて王将での昼食はやめ。
とりあえずいつものように新開地の商店街を歩いて湊川公園に行く。
湊川公園を軽く撮って、再び商店街に戻って松屋で遅い昼食を済ませた。
松屋が肉増量ってなってたので今日は松屋で。
久しぶりに食べると美味いな。
松屋の牛めし。
コスパもいいし、味も安定してるし、いつも安心感ある。
新開地で日が暮れてきたので、カメラのレンズを広角レンズに替える。
夜の写真は広角のトイレンズでピンぼけの風景写真を撮ろうと予定してた。
夜のピンぼけ写真って官能的で自分は大好きだ。
ネオンが溶けるようで堪らない。
この写真で個展をしたくなってきた。
最近は夜を熱心に撮影しなくなってきたので、もう少し夜の写真を撮って行きたい。
とりあえず夜のピンぼけ写真を沢山撮って、そこからセレクトしてビビプリに注文しようかしら。
新開地から夜のピンぼけ写真の撮影に切り替えたけども、メリケンパークの夜景がキレイだった。
メリケンパークの夜景ってベタな夜景なのだけども、そういうもの撮ってても気持ち良くなれるんだから、まぁこれはこれでええと思う。
大きな船が停泊していてその船もライトアップされててなかなかよろし。
ピンぼけの夜の風景写真に船のライトアップがいいアクセントになった。
元町から三ノ宮などの飲み屋街も歩いてなんカットか撮ったけども、ピンとくるものはなかったなぁ。
とりあえず家帰って今日撮った写真を見返したい。
今日使ったペンタックスQのトイレンズは使いようで、コントラストは低いしモヤッとした写りではあるけども、コントラストの低いやわらかな描写が心地良い。
いくつかレタッチしてまたプリントの注文してみたい。
なんか今日は一日があっという間に過ぎてしまった。
朝の7時ころに家を出て、三ノ宮に着いたのは9時ころ。
ずっと歩き回ってたけども、まだまだ撮り足りない。
次に神戸を撮影する時は夜の写真をメインで撮影しても良いかもしれないね。
ペンタックスQと広角のトイレンズで。
また次の週末も夜のピンぼけ写真を撮るよ。
もっとネタを増やさないといけない。
ブログにもこの夜のピンぼけ写真のカテゴリ作ろうっと。
では、今日はこのへんで。
明日は仕事だ。
今日は早く寝る。
ペンタックスQのレンズ「05 TOY LENS TELEPHOTO」スナップ写真に最適?
率直に言うと画質面では正直良いレンズとはいえません。
センサーサイズも小さなコンデジのセンサーだし、そのあたりはやっぱりコンデジの画質ですね。
それに「05 TOY LENS TELEPHOTO」はトイレンズと言うだけあって写りもチープです。
リッチな画質を求めてる人にはペンタックQや「05 TOY LENS TELEPHOTO」は向かないかもしれません。
しかし画質云々ではなく「撮ってなんぼじゃ」というスナップ写真を撮る人には良いかもしれません。
自分はどちらかというと画質云々よりも「撮ってなんぼじゃ」という考えです。
だから少々ピンぼけだろうとブレてようと街でのスナップ写真においてはそれほど気にしないですね。
ペンタックスQのレンズ「05 TOY LENS TELEPHOTO」は自分的には今まで使ってきた印象からスナップに最適なレンズだという認識ですが、すべての人にそれが当てはまるわけでないですが、ペンタックスQシリーズユーザーで、未だに「TOY LENS」を使用したことがない方に一度は触れて欲しいレンズですね。
レンズの値段も安いので、34ミリ相当の広角の「04 TOY LENS WIDE」と100ミリ相当の望遠の「05 TOY LENS TELEPHOTO」は持っていても損はしないと思いますよ。
どちらもスナップに最適です。
あくまでもわたしの個人的な感想なので、すべての人に当てはまらないですが。
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