さて、さて、先日メルカリで購入したNikon COOLPIX P50のレビューの2回目。
日中にP50で撮影に行きたいのですが、仕事があるので週末までお預け。
で、自宅でNikon COOLPIX P50の高感度画質の検証をしました。
Nikon COOLPIX P50は1/2.5のCCD機でございます。
Nikon COOLPIX P50が発売されたのは2007年です。
この時代はまだCMOSよりもCCDが主流です。
高感度画質に強い裏面照射型のCMOSなんかは、それから数年後のこと。
CCDって昼間での低感度での写真はスコーンって抜けた写りしますけども、ISOの感度を上げるに従ってノイズかなり乗ってくるわけですね。
特に豆センサーのコンデジのCCDなんかはノイズの乗りも激しいわけです。
で、2007年にCCD全盛期に発売されたP50の高感度の画質はいかに！
Nikon COOLPIX P50のそれぞれのISO感度の画質を検証
Nikon COOLPIX P50のISO感度は64、100、200、400、800、1600、そして2000まであります。
それぞれの感度で定点撮影しました。
IS0 64
IS0 100
IS0 200
IS0 400
IS0 800
IS0 1600
IS0 2000
ISO64からISO200までクリアでシャープな画質です。
よく写ってますよね。
ISO感度が400あたりからノイズが目立ってきます。
800になると更に増えて、1600以上になると一気にノイズまみれ。
1600、2000になるともはや夜間撮影の救済用の感度って感じですよね。
800までだったら我慢して使えるかな、っていうノイズの乗り方です。
少しでも画質を求めるなら200まで。
400はなんとか使えるかな、っていう感じです。
Nikon COOLPIX P50の高感度の画像データはモノクロ専用で使用
高感度ISOのカラーの写真に関しては、感度が高くなるごとにカラーノイズが目立ってくるので見苦しくなってきます。
が、モノクロに変換したらどうでしょう？
カラーからモノクロに変換することでカラーノイズを打ち消す事が出来ます。
CCDの画像データは高感度になるにつれて粒子は粗くなりますが、モノクロデータだと粒子の粗い写真は味のある表現に転嫁することができます。
で、昨日仕事部屋から自宅に帰る途中に撮影した、高感度ISOのスナップの写真をモノクロ変換した画像をお見せします。
感度はISO2000で－1.3の露出補正で撮影しました。
※ストレートなモノクロ変換ではなくて若干、コントラストや露出の補正入れて味付けしてます。
モノクロ変換前
モノクロ変換後
モノクロ変換前
モノクロ変換後
どないですか？
カラーだと高感度は使い物にならなくても、モノクロだとカラーノイズが消えるので見苦しくないですよね。
高感度特有の粒子の粗さがいい味出してくれてます。
自分的にはNikon COOLPIX P50の高感度ISOの2000はモノクロで使えるので、積極的に使っていこうかと思ってます。
まとめ
Nikon COOLPIX P50はネットの口コミを見ててもとても評判が良いのですが、使ってみるとその理由がわかるような気がします。
コンデジの割にはグリップが出っ張っていてスマートなコンパクトデジタルカメラではないですが、グリップがしっかりしてるがゆえ安定したホールディングができます。
それと低感度で撮影すると高画質だし、高感度で撮影してモノクロに変換しても味のある画質になるので、本当に良いカメラを買うことができました。
週末はNikon COOLPIX P50で屋外でスナップしてきます。
またレビューします。
ではでは。
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