リコーのデジカメ GX200のモノクロ
久しぶりに過去にJPEGで撮影したモノクロのデータを見てました。
撮影で使ったカメラはリコーのGX100、GX200。
改めてじっくり見てるとやっぱりモノクロの撮影でリコーのデジカメってやっぱり他社のカメラよりも抜きに出てるって思った次第です。
GX100が発売したのは2007年。
翌年にGX200が発売。
今のデジタルカメラの性能を考えるとオートフォーカススピードや高感度画質など劣る部分は否めないけども、昼間にのんびり撮影するには特に不満を感じるほどでもない。
画質も悪くないし、特にモノクロでの画質は銀塩のモノクロ写真を思い起こさせるような画質だし、趣味的なお散歩写真には最高のカメラだと自分は思ってます。
やっぱりモノクロで画質が良いので自分的にはGX100、GX200ともにJPEGでのモノクロ専用機として使っても良いカメラだと思ってますし、おすすめです。
GX100、GX200ともにRAWでの撮影が可能なのでRAWで撮影してモノクロ変換しても良いかもね。
この記事ではGX200中心に書いて行きます。
GX200のJEPGの撮ってだしとレタッチ後の画質の比較
気になるのがモノクロの画質です。
こちらではGX200のJPEGの撮ってだしの写真と、私が自分好みにレタッチした写真と比較してみました。
露出はマイナス0.7で撮影。
画質をカメラ側でモノクロに設定しただけです。
コントラス、シャ-プネスをそれぞれ 5 段階から 設定できるみたいですが、自分はそこは触ってないですね。
モノクロに設定しただけです。
一枚目
二枚目
三枚目
四枚目
五枚目
六枚目
七枚目
八枚目
自分のレタッチでは銀塩モノクロっぽく見せるためにレタッチ時に粒子を加えてます。
使用したレタッチソフトはサイバーリンクのPhotoDirector7です。
自分はプロが使ってるようなレタッチソフトは使用してません。
そんなの買っても使わない機能ばかりだし高価だし。
サイバーリンクのPhotoDirectorはシンプルで使いやすいですね。
主要メーカーのRAWの規格に対応してるので、だいたいのメーカーのデジタルカメラのRAWデーターから現像できますし、RAWでもJPEGでも同じような操作でレタッチできます。
とりあえずRAW現像の入門として自分的にはおすすの写真レタッチソフトです。
モノクロ専用 デジタルカメラのおすすめはリコーのGX200
モノクロ専用のデジカメとしてGX200はおすすめかと問われると、自分的にはおすすめです。
しかし最近のデジタルカメラ並の性能を求めるならおすすめしません。
あくまでもモノクロの画質という面では今でも見劣りしないし、むしろフィルムのモノクロ写真を知ってる人からGX200のモノクロを見ると、モノクロフィルム的な画質で好感がもてますね。
JEPGの撮ってだしのモノクロでもいい味醸してくれますし、画質を追い込みたいのであれがRAWで撮影してモノクロ変換すれば良いと思います。
JPEGでのレタッチでもデータが粘ってくれるというか、レタッチもしやすいデータですね。
それとGX100に関してのRAW撮影は一枚の書き込みに6秒ほどかかってしまい、書き込み時には撮影不能になってしまうことからGX100でのRAW撮影は現実的ではないけども、GX200のRAWに関してはバファメモリもあり、書き込み中でも次のシャッターが切れるのでRAWでサクサクたくさん撮って、画質を更にこだわりたい人にはGX200はおすすめですね。
JPEGでのモノクロ撮影に関してはGX100、GX200ともになかなかいい仕事してくれます。
ちなみに解像度はGX100は1000万画素。
GX200は1200万画素です。
モノクロに特化して撮影する分には画質的にそれほど大きな違いはないかな、って思います。
が、個人的にはGX200の画質のほうが私は好みですね。
GX100、GX200ともに自分は所持してますが、自然とGX200ばかり使ってますよね。
デジカメでモノクロに最適な露出の設定
GX200問わずに自分が他のカメラでモノクロ撮影する時は、露出はマイナス0.7かマイナス1で撮影してます。
露出をアンダーにすることで適度にコントラストが付きますし、天気の良い日は陰影が強調されます。
露出を控えることで質感もぐっと出ますし、常時アンダーの露出で撮影してます。
モノクロに設定して撮影する時にマイナス3以上の明るい露出で撮ってしまうと、単に色を抜いただけの味気ないモノクロ画質がディスプレイに映し出されてしまうので、それを見ながら撮影していても自分のモノクロのイメージと違う露出なので、撮影していても気持ちが高揚しないですね。
ハイキーのモノクロが好みの方にはそれに当てはまらないですけども。
GX100、GX200はモノクロカメラで最強?
個人的には総じてリコーのGX100、GX200はモノクロでの最強のカメラだと思ってます。
特にGX200ですね。
GX100、GX200はコンパクトカメラなので、センサーサイズの大きなデジタルカメラよりも画質面では劣る部分が多々ありますが、自分的には高画質すぎるとモノクロの雰囲気が出にくいって感じてます。
最近の高解像度で高画質のデジカメだとツルンって言う感じの写りになってしまって、自分のイメージするモノクロではないように思います。
昔、暗室でモノクロ写真を焼いていたので、モノクロフィルムの粒子感とか、そういう部分も自分は求めてしまいます。
リコーのデジカメてけっこうノイズが多いんですよね。
そのノイズって嫌なノイズでなくて、どちらかというとフィルムの粒子に似たノイズなので、モノクロ変換した時に特に好感が持てるノイズになります。
それとGX200を使用していて気がついたのですが、画質をモノクロに設定して露出をアンダーに設定すると、ディスプレイに映し出される画像がええ感じのモノクロの画質で映しだされるんですよね。
だからディスプレイを見ながら撮影してると「今モノクロで撮影してる」って意識ができてモノクロ撮影に集中できます。
他社のデジタルカメラのモノクロってどちらかと言うと、色を抜いただけの味気ない白黒の画質が映し出されて興ざめしますよね。
古いデジタルカメラだけども、モノクロでガッツリ撮影しようってなると決まってGX100、GX200のどちらかを持って出かけます。
やっぱり自分的には最強のモノクロ専用機ですね。
モノクロ写真ってそれぞれの人が、それぞれの好みの画質ってあるのでなんとも言えない部分ですが、ここで書いた内容はあくまでも私個人の話なので、「違う」って思われた方はスルーしてくださいね。
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